
フィカス・シャングリラ(ツル性ガジュマル)の育て方
みどり一色のスッキリとした葉。一般の人のみならず、インテリアコーディネーターの人達からも、人気が高いオシャレGREEN「つる性ガジュマル」。
基本的には、すっごい丈夫な植物。でもそれに甘えて、ほったらかしにすると、こんなことに・・・(苦笑)↓

(自慢できることでは、ないですが)
窓辺に置いていたものの、忙しくて時々、水を忘れる。肥料も与えたこと無し。
ふと気が付くと、葉がところどころ枯れててボサボサに・・・。
気付けば8月。気温が上がり、日照も強くなってるのに「水のペースは今までどおり」。だから、ちょっとずつ水が足りなくなって・・・。
観葉植物の育て方、失敗あるあるです(笑)。気温の上昇とともに、水のペースや置き場所を工夫しましょうー!
バッサリ剪定、元気取り戻す作戦。

傷んだつる性ガジュマルを復活させるため、剪定作戦を実行します!
8月7日。教科書通りで言えば、真夏は剪定を躊躇する季節。でも、思い立ったが吉日。
つる性ガジュマル君は丈夫だからと、手術(剪定)を慣行します!みたいな感じで深く考えずに、鉢の縁に沿ってバスバスバスッと刈り込みました。
つる性ガジュマルの、いいところ。
普通、観葉植物を剪定する時は元気な葉(節)を一枝一枝、確認しながら丁寧にカットします。でも、つる性ガジュマルは丈夫。芽吹き力がとても強い植物なんです。
だからバスバスバスと、鉢の縁に沿っていっきに刈り込みました。剪定に要した時間は5秒くらいです(笑)

葉の色艶も良く無かったので、併せて肥料も。夏は肥料を与えない!とか言いますが、丁寧に説明すると「肥料を与えても摂取してくれないよ」という意味。
今回は剪定に伴い、置き場所を室内から屋外(庭木の下)に。木の下は、木漏れ日が優しく、風も通る涼しくてお勧めの場所。だから、夏でも肥料も吸ってくれることが多いんですよ!
さらに私の大好きな活力剤、メネデールも。芽・根デール・・・(笑)。
ダジャレみたいなネーミングですが、ずっと使ってきて実力は検証済み。つる性ガジュマルがちょっと弱ってるので、それを助ける意味で週1で与えました。

でででーん!みてください!
こちらが、剪定直後↓

で、2週間後↓↓ 肥料が効いてきて、葉の色がよくなってきました!

さらにカットした枝をよ~く見ると、新しい芽がたくさん出ています。
嬉しいのは、葉が1枚もなく「枝だけ」になってしまっていた枝からも、新しい芽が!
癒しの瞬間。ツル性ガジュマル君、頑張れ!!

↓剪定から、1ヵ月。1ヵ月でこんなにボリュームが戻ってきてます。

↓剪定から3ヶ月で、こんな感じ。

シュガーバインや、アイビーに比べると、ツルが伸びるスピードはやや遅い気がします。
ただ、芽吹く力はツル性ガジュマルの方が上かな・・・。みっともない姿で枯れかかっていた株も、ピンチ(剪定のこと)で見事に復活でーす!
