
スタッフ小西からの一言アドバイス
フィカスを選ぶ楽しさも!
観葉植物で人気の種類といえば、フィカス属のグループ。一般家庭からカフェやオフィスまで、日本中で飾られている定番インテリアグリーンです。
見たことある品種からちょっと珍しい品種まで、特徴と飾り方のコツを解説。
あなたに合う、お気に入りのフィカスを見つけましょう!
フィカスとは?|タイプ別の特徴と違い

フィカスの種類と特徴
クワ科イチジク属の植物を、日本では”フィカス”と呼んだりしてます。枝を折ると牛乳のような白い乳液がでるのが特徴で、この乳液はゴムの原料とされてきました。こういった背景から、フィカスを”ゴムの木”と呼ぶシーンも多いです。
ただ、フィカス=ゴムの木ということではありません。なにせフィカスは、世界で800種類以上あると言われてます。観葉植物として出回ってる品種だけを見ても、ビジュアルが全く異なるフィカスがたくさん存在しています。
よく見る樹木系から、ハンギングが似合うツル性の品種、塊根植物のような見た目をする品種まで。レパートリーの多さも、この植物が人気な理由のひとつです。

フィカスの育て方のポイント|初心者向け品種は?
フィカスは、観葉植物のなかでも「育てやすい」グループです。
ただ耐寒性(その植物が耐える最低温度)や必要な光の量は、品種により異なります。購入を決める際は、お部屋の環境に耐えられる品種かどうかを必ずチェックしてください。
また、タイプや品種によって水やりの頻度も異なります。木本性(幹が木になる)フィカスは、比較的乾燥への耐性があります。対し、ツル性のフィカスは乾燥にはやや弱いです。水が少ないと、葉が萎れます。水不足サインを見落とさないように、水やりしてください。

中でも、初心者でも育てやすい人気の品種は3つ。
実は、「ガジュマル」もフィカスの一種なんですよ!SNSやお洒落なカフェなどで見たことのあるフィカスは、もしかするとこれらの品種かもしれません。
定番!初心者向けのお洒落フィカス3選
- フィカス・ベンガレンシス
- フィカス・ルビギノーサ(フランスゴム)
- ガジュマル
お洒落で育てやすい!フィカスの人気品種一覧

ここでは、数あるフィカスの中から特に人気の10品種をご紹介!
同じフィカスと言えど、見た目はもちろん育てやすさが大きく違うことも。自分の求めるスタイルとお部屋の環境にあったフィカス、探してみてくださいね!
葉が黒っぽいゴムの木3選
葉が黒くなる3品種をご紹介。フィカスの中でも、落ち着いた雰囲気で人気の種類です。耐陰性もあり、飾る場所を選ばないのも嬉しいポイント。どれも同じかと思いきや、実はそれぞれに違った魅力があるんです!
モダンスタイルのお部屋や、オフィスに合う品種をお探しの方におすすめ!
フィカス・バーガンディー

ゴムの木の中でも、特に『カッコイイ印象』の強い品種です。
新芽の蕾は鮮やかな赤。そこから、深みのあるシックな黒い葉を展開します。
バーガンディーは、どちらかというと大型の仕立てが向きます。モダンテイストのお部屋や、オフィスにもぴったりのイケメンフィカスです。
フィカス・メラニー

バーガンディーが大胆で重厚な印象があるのに対し、メラニーは「繊細でシック」という言葉がぴったりの品種。
小さいサイズで葉が黒っぽい品種が欲しいなら、メラニーをがおすすめ!バーガンディーと比べて葉が小さく、枝の分枝が良く全体的に詰まった樹形に成長します。
「大きな植物を置くスペースはないけれど、シックな雰囲気にこだわりたい」
卓上サイズをお探しの方には、メラニーがぴったりかもしれません。

【数量限定】
フィカス・メラニー|根上り
フィカス・ソフィア

「落ち着いた印象が良いけど、きりっとしすぎているのも嫌。もう少し優しい雰囲気が欲しい…」そんな方には、このソフィアがおすすめ。
バーガンディーやメラニーの葉が比較的シュッとして尖っているのに対し、ソフィアは葉先が丸く、横幅があるのが特徴です。この「丸み」が、空間に柔らかい印象を与えます。
葉はバーガンディーほど黒くはありませんが、一般的なフィカスよりも深い、落ち着いたグリーンをしています。樹形が崩れにくく、”がっしりとした安定感”が売りの優等生タイプです。

【人気です】
フィカス・ソフィア(5号)
フィカス・ベンガレンシス

ゴムの木の中でも、特に人気が高いのがベンガレンシス(ベンガルゴム)。他のゴムの木と比べると幹肌が白く、上品な印象があります。”幹曲がり”など仕立ても豊富、ギフトでも喜ばれるおしゃれゴムの木です。
葉が肉厚で硬く、乾燥や日陰にも比較的強い品種です。葉は細かな毛に覆われたベルベットのような質感をしており、インテリアとして、お部屋に”柔らかな印象”を与えてくれますよ。

【再入荷受付中】
フィカス・ベンガレンシス
フィカス・アルテシマ(アルティシマ)、インドゴムの木

ベンガレンシスと並んで人気が高いのが、フィカス・アルテシマ。ただ当店は、販売を自粛することにしてます。何故なら、アルテシマゴム最大の特徴「ライムグリーンの斑入り葉」は、室内では出にくいのです。色がぼけてしまうのです。(光が強いと、色が出やすいです)
また、インドゴムの木もよく流通します。丈夫さはゴムの木でもNo.1!暗い場所にも強く、寒さにも強い。成長スピードも控えめで、ゆっくり成長します。ただ、大鉢での仕立ての株が多く、オフィスや商業施設向きと言えます。
フィカス・”ベンジャミン系”

フィカスの中でも、日本で特に長く愛されてきているのがこの「ベンジャミン系」。
葉の形・色・樹形などのレパートリーが多く、フィカスの中でも派生品種の多さは随一。幹も葉も細かいため、スタイリッシュで繊細なラインを楽しめる品種です。
ただし、他の品種に比べて「日当たり」と「風通し」を欲する印象があります。
環境変化に対するストレスへの反応として、落葉しやすいのが難しいポイント。「好む環境が何か」を、しっかりと抑えることが育てる上でのコツです。
フィカス・スターライト

葉の縁を縁取るように大きく入る白い模様(斑)が美しい、ベンジャミンの斑入り品種です。数ある斑入りベンジャミンの中でも白斑の面積が比較的多く、華やかな見た目で人気があります。
ベンジャミンらしく明るい所を好みますが、白い斑の部分は葉焼けをしやすいです。急な強い光や、直射日光には注意が必要です。お部屋を明るくしたい方には、この品種がおすすめ。
フィカス・バロック

何と言っても、内側にくるっと巻き込んだ丸い葉が最大の特徴です。
遊び心のある可愛らしいフォルムで、特に女性人気の高い品種です。
基本的な性質はスターライトなどのベンジャミン系と同じですが、葉の形状ゆえの注意点があります。カールした葉の内側はホコリが溜まりやすく、空気が乾燥するとハダニやカイガラムシが発生してしまうことも。葉水でしっかり汚れを落とし、風通しを確保してあげることが大切です。

【鉢が選べる】
フィカス・”バロック”in 陶器鉢
フィカス・ウンベラータ

おすすめのインテリアグリーンとしてたびたび紹介される、最近特に人気のウンベラータ。フィカスの中でも特に葉が大きく、シンボルツリーとしてしっかりと存在感を持つ品種です。
魅力は、白い幹肌とハート型の葉。「夫婦愛」という花言葉から、両親へプレゼントされる方も多いと聞きます。生育も旺盛で、良い環境ではグングンと新芽を展開する育てがいのある品種でもあります。
葉が大きい分、日当たりが大切です。明るい環境から暗い環境へ移動すると、ストレスで落葉することがあります。出来るだけ室内の明るい所で、水切れに注意して育てましょう。

フィカス・ナナ

珍しいレア品種という訳ではありませんが、近所のお店ではなかなか売ってないのがフィカス・ナナ。ベンジャミンに似てますが、ベンジャミンより葉がやや肉厚。葉の質感で言えば、ガジュマルに近いと感じます。
育ててみた肌感ですが、ベンジャミンより育てやすい印象があります。ただ、光と水を好むことに違いはありませんので、室内の明るい所で育ててあげましょう。

ガジュマル(フィカス・マクロカルパ)

ガジュマルもフィカスの仲間。小さいサイズから大きいサイズ、幹が太いものから、形が面白いものまで種類も豊富。「幸せを呼ぶ木」という花言葉もgood!人気があるのも納得です。

普段よく見る幹の太いガジュマル(ニンジンガジュマルと呼ばれる)は、海外で幹を太く育てているもの。ああいった株は、仕上がりも見た目も良いのですが、そこからさらに大きくするのは一般家庭ではなかなか難しいです。
当店では、珍しい”実生のガジュマル”も販売しています。太くするまでに時間はかかりますが、自分だけのオリジナルガジュマルを作りたい方におすすめです。育てる楽しさ、感じてみませんか?

【流通少ない】
実生ガジュマル(2.5号)
パンダガジュマル(タイワンガジュマル)

「ありきたりなガジュマルは嫌」「かわいいガジュマルが良い」
そんな方には、このパンダガジュマルがおすすめです。通常のガジュマルよりも葉が肉厚で丸みを帯びており、光沢のある可愛らしい葉をしています。パンダの耳のように愛らしい姿から、女性人気が特に高い品種です。
日当たりを好みますが、耐陰性も強く初心者の方でも比較的育てやすい性質。初めての方には、卓上サイズの小さな株がおすすめです♪

【人気です】
パンダガジュマル(3号)
フィカス・ルビギノーサ(フランスゴム)

深緑の落ち着いた小ぶりの葉と、上品な幹肌が特徴の品種。主張が強すぎず(癖が無い)、インテリアに馴染みやすい優等生です。また、枝が比較的柔らかく曲げやすいため、風合いのある曲がり仕立てが多く流通します。
耐陰性や耐寒性にも優れ、一般家庭でも育てやすい品種です。インテリアグリーンとしてどれを選べばいいか分からない方には、フランスゴムを選んでみるといいかもしれません。
※生産者によって(親株の個体によって)、同じフランスゴムでも葉の大きさや色が異なる印象を受けます。


【鉢が選べる】
幹曲がりフランスゴムの木
定番だけじゃない!変わった品種もご紹介

フィカスにはたくさんの品種があります。ここでは、あまり流通しないちょっとニッチな品種をご紹介。珍しいからと言って、育てるのが難しいということはありません。気に入った品種があれば、探してみてもいいかも♪
フィカス・ペティオラリス

コチラの品種は、株元(基部)がぷっくりと膨らむのが特徴的な品種。最近人気のコーデックス(塊根植物)のようなフォルムをしていることから、マニアからの人気も高い品種です。
また、葉はウンベラータのようなハート形をしていますが、ポイントは葉脈の色。紫外線をしっかりと浴びることで、葉脈は赤紫に染まります。葉も幹も、魅力の高い植物です。


【鉢が選べる】
フィカス・ペティオラリス
フィカス・ジン

赤、黄色、緑…。葉の形や樹形は他の品種とさほど変わりはありませんが、とにかく葉色がカラフルで特徴的な品種、「フィカス・ジン」。
この葉の色は季節や日当たりなど、環境によって異なります。また、時間の経過とともに葉の色も変化していくのも面白いポイントです。2024年から流通が増えた、まだまだ新しいフィカス界のニューフェイスです。

【再入荷受付中】
フィカス・ジン(3.5号)
産地や仕上がりで変わる、フィカスの魅力

どんな植物でもそうですが、仕立て方次第でその植物の印象は大きく変わります。
中でもフィカスは、人気な観葉植物が故に生産農家も多数。生産農家の数だけ、仕立て方のバリエーションがあります。ここでは、仕立てによる魅力の違いを簡単にご紹介。お気に入りの仕立て、見つけてみてください。
幹曲がり仕立て

最も定番で根強い人気があるのが、曲がり仕立て。この”曲げ”も、農家さんによって方法も仕上がりも様々です。
中でも、沖縄産の温暖な気候で育ったフィカスは、幹の太さや枝ぶりが良い傾向にあります。インテリアの一部として、スタイリッシュに飾りたいという方には幹曲がりのフィカスがおすすめです。

根上がり仕立て

まるで野生でたくましく生きているかのような、ワイルドな見た目。根上がりとは、植物の根が地上部に露出(あえてそう仕立てる)している状態を楽しむスタイルです。
農家さんによって方法は異なりますが、大体の場合は一度深く植えたフィカスを掘り上げて、再度浅く植え込みます。手間がかかる仕立てなので、流通している量も比較的少なめ。良い仕立ての物が出ていれば、滅多に出ないかも!という気持ちで見てみてくださいね。


まとめ

いかがでしたしょうか。一口にフィカスと言っても、葉の色や形、樹形、そして好む日当たりなどの性質は実に様々です。 見た目の好みはもちろん、ご自身のライフスタイルやご自宅の環境に合った品種を選ぶことが、失敗せずに長く楽しむための秘訣です。
e-花屋さんでは、初めての方でも育てやすい定番品種から、樹形にこだわった一点ものまで幅広く取り揃えています。ぜひ、あなたのお部屋にぴったりの一鉢を探してみてください。
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この記事を書いた人
小西 大地 | e-花屋さん スタッフ
インテリアグリーンとしてパキラを購入してから、観葉植物に熱中。
植物専用の部屋を作り、自宅では200株近くの植物を育てています。
元々は”いち消費者”だったからこそ分かる視点と、園芸店員としての経験を交えながら分かりやすくお伝えしていきます!
| Q&A |
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**「日当たりと風通しの良い、レースのカーテン越しの窓辺」**が最適です。
主な原因は**「環境の急激な変化」「日照不足」「水の過不足」**の3つです。
手の届かない場所で飾るのが無難です。 |












フィカスは室内のどこに置くのが一番良いですか?