
パルテノシッサス・シュガーバイン
エレガントな姿が魅力のシュガーバイン。ツル性植物の中でもツルがやわらかく、垂れる姿が魅力的なインテリア向けの観葉植物です。
今日は、シュガーバインの育て方を深堀り。カッコよくする育て方を伝授します!
ツルが伸びて、少し姿が乱れてしまいました・・・

写真は、購入してから1年以上経過した姿。
水しかやらず、また途中、何度か水を忘れてしまったので、少し乱れ気味。
葉をかき分けてみると、株元もスカスカ。

葉も落ち、みすぼらしい姿に。あ~あ。このまま枯れるのを待つしかないの?

あきらめないで!復活ショーの始まりです!
ツルを良~く見てください↑
葉が落ちたところから、「新しい芽」がピョコンと出てきています!
(シュガーバインの強さに、ちょっぴり感動~!)
今回はその新しい芽が「育つのを待つ」作戦でなく、新しい芽が「育つのを助ける」作戦。
だらしなく伸びたツルの先に養分を送るのでなく、ツルを短く切り戻し、新しい芽に養分を集中。ここから再スタートさせようという作戦です!

落葉して芽が出てたツル以外も、短くカット。
剪定のコツは、「株元付近の元気な葉を残し、その上でツルをカット」すること。

やった!2週間で、新しい芽が!

剪定したのは、8/6。真夏だったので、少し時間がかかると思っていましたが、2週間で早くも芽が動き出していました。
剪定のコツ。もう少し補足しますね。
「元気な葉を残し、その上でツルをカット」。これが切るポイントです。写真のように、”元気な葉の上(元気な葉がある節の上)でカットしたツル”は後で、茶色く枯れてしまいます。
でも元気な葉の脇から、ぴょこんと新しい葉がでるんです。ここからツルが再スタートする訳です。
いいですか!8/6に剪定した時がこれで↓

↓8/20には、こんな感じ!肥料も吸って、葉色も良くなってきましたよ!

あっ、因みに・・・教科書通りで言えば、夏に肥料は与えません。
でも今回は剪定後、半日陰で風通しの良い場所に置きました(屋外の軒下)。だから夏といっても、さほど暑くない場所なので、ちょっとだけ肥料を。教科書通りでは、楽しくありません。ケースバイケースで、柔軟に行きましょう~!
そしてさらに2週間経過した姿が、この写真↓
9月に入り気温も下がってきたので、肥料の吸収もよくなった感じ♪

はい!こちらが剪定から3カ月。11月に撮影した写真です↓

買った時より、美しく。
だらしなく伸びてしまったシュガーバインを、株元付近で短くカット。そこから新しい芽を出させたので、買ったときよりボリューム感が。ちょっぴり感動ものです!
ただのインテリアでなく、育つインテリア。いや、そのうちペットみたいな感覚になっていきますよ~!
