高価な亀甲竜も、これくらいなら

展示会では取り合いになる、人気コーデックス・亀甲竜。7年物とか、8年物だと、3万円近くするのではないでしょうか（←値段がどんどん上がってます）

育てやすい植物なんですが、さすがに数万円は手を出せない。育ててみて「これならイケル！」とコツをつかめば、買う勇気を持てますが。
だったら・・・というご提案。ひとまずこちらを触ってみませんか？

亀甲竜とは？

亀甲竜とは、株元の「塊根」を鑑賞する植物。年数が経つと肥大し、ヒビが入ってきます。さらに年数が経つと、裂けるように広がり「亀の甲羅」みたいな風貌に。

秋から春にかけて伸びるツルは、ハート型の葉を付けます。ただし、暑くなるとリセット。地上部は全て枯れるんですが、秋になるとまたツルが塊根から出てきます。そんな姿は、ジャックと豆の木を思い出します。

小さい塊根植物にありがち。
「土の上に、塊根が乗っかてるだけ」と思ったら・・

現在、塊根植物はブームと言っていいほど人気があります。海外から塊根を輸入し、土の上に載せて販売・・・みたいなシーンは珍しくありません。日本で養生する時間が間に合わないのです。 供給より、需要が圧倒的に勝ってる状況なので。

「今回の亀甲竜も、根が生えてないんじゃないの？」と気になり、土をほぐしてみたら・・・。予想よりはるかに根が張ってました！このサイズで、ここまで根が出ているなら 申し分がないのではないでしょうか。