見て、見て。面白い植物入ってきたから！

毎年2週間くらいで売り切れちゃう、人気商品のご案内。その名も「ボストンファーン」

えっ？ボストンファーン？？　そんなに珍しかったっけ？
園芸通のお客さんには、そう突っ込まれるかもしれませんね。確かにボストンファーンて、昔からあるオーソドックスな植物です。
ですが、農家さんが違えば、植物は結構違うもんです。私が「面白い植物」と書いた理由、説明させていただきますね！

普通のシダに見えるけど。実は名人の技が光る！

一般的に。ボストンファーンのようなシダ植物は、光が弱い場所でも育ちます。なので農家のハウスを訪問すると、シダ植物は"一等地"ではなく、ハウスの片隅で（悪い言い方をすれば片手間で） 生産されてきました。

ですが今回ご紹介するボストンファーンは、攻めてます。葉が焼けないギリギリのラインで、強い日照をあててます。加えて、水も最低限に。 こうやって「限界ライン」で生産されたからこそ、節間が詰まりボール状の樹形となっているんです。

1年足らずで、ボール状に！

「節間が詰まってる」みたいな職人芸、実は消費者さんにとってはあまり重要なことではないかも。
けど、それでもこの商品が人気の理由は「育てる面白さ」だと思います。半年～1年くらいで、葉が鉢を覆い隠す勢いで育つんです。まさにグリーンボール！

「吊るす」推し

鉢に付いてる「吊り具」は取り外し可能です。なので、台の上に飾ってもOK。けど、おすすめの飾り方は「吊り下げ」です。
葉がたくさん生える植物は、風通しを確保するのが1番。そういった意味では、吊り下げが理にかなってます。

下記の写真は4月から育てはじめ、11月に撮影した写真。大きなグリーンシャンデリアを目指してみませんか！
今年も恐らく、あっ・・・という間に完売しそうです！（生産量が少ない植物です）