
古永店長からのワンポイントアドバイス
ソフォラ・リトルベイビーの増やし方は?
ソフォラは挿し木で増やしますが、簡単ではありません。
枝が細く水分量が少ないため、生産者でも挿し木の成功率は高くありません。
ただ、育てていると剪定するシーンが何度も出ます。その枝を使って挑戦してみてください(時期は6月~7月)
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「予選落ち」のリトルベイビーを盆栽風に植え替え

盆栽みたいな観葉植物、ソフォラ・プロストラータ“リトルベイビー”。
樹形が悪く、商品として販売できなかった「予選落ち」苗です。形が悪いからといって、捨てたらかわいそう。
3つの苗を寄せ植えして、盆栽風のリトルベイビーに仕上げようと思います!
ソフォラの植え替え時期は?

植え替えの適期は、春の4〜5月です。今回、リトルベイビーの植え替えをしたのも4月後半でした。
春から秋の成長期であれば植え替えはできますが、植え替えは植物にとって大きな負担になります。成長がゆっくりになる冬は避けて、根が動き出す春に行うのが安心です。
植え替えのあとに葉が落ちてしまったときの見方は、こちら↓の記事でまとめています。
ソフォラの植え替えの手順

ここからは、実際の植え替えの流れを写真で紹介します。鉢選びから植え替え後の水やりまで、順番に見ていきましょう。
鉢の選び方。盆栽風に仕上げるなら

植木鉢の選び方で大切なのは、「どんなサイズの植物を、どんなイメージに仕上げたいのか。」です。
今回でいえば、こんな条件で植木鉢を選びました。
- 「3号苗を3つ、寄せ植えできる大きさ(スペース)があること」
- 「盆栽風を目指すので、和モダンな雰囲気を演出したい」
植え替えの際、土は落とした方がいいですか?

こんな質問をよく頂きます。はい、ケースバイケースです(笑)
それで、今回は思いっきり土を落としました。
何故なら、3つの苗を寄せ植え。土をしっかり落とさないと、鉢に苗が入りきらないから。
あとカッコよく植えるコツとしては、3つの苗を単調に並べるのでなく、3つの苗の枝が絡み合うような雰囲気にしたく、できるだけ土を落としました。
植え替えの基本的なやり方や土を落とすかどうかの考え方は、こちら↓の記事でも解説しています。
ソフォラは「プレミアム用土」

「どんな土を使えばいいの?」こんな質問も、たくさんいただきます。
そんな時、私はプレミアム用土を推薦しています。清潔で(虫がわきにくく)、排水性も抜群。
室内は、屋外に比べて「風」も「日光」も少ないです。土の乾きが鈍くなります。下手をすると、根腐れの原因に。
だから私は排水性抜群の「プレミアム用土(ベストソイルミックス)」を使用してます。
またもう2つ、理由があります。
1つめは、「土をたくさん落とした大手術」だったから。
今回の植え替えでは、古い土をたくさん落としました。だから新しい土を、根と根の隙間に入れ込む必要があります。
普通は割り箸などでつつきながら、新しい土を根と根の間に詰めていきます。ただその際、割り箸作業で根を傷めてしまう可能性も。
その点プレミアム用土は、土がサラサラしているので、写真のように流し込むだけで細かいところにも土が入っていきます。(途中、鉢をトントンと叩きながら土を詰めていきます。)
植え替え作業は、人間でいえば手術。まして、土をたくさん落とした大手術でした。「これ以上、根を傷めたくない」。そんな理由でプレミアム用土を使いました。
もう1つの理由は、「根張りスペース」の確保。
「3つの苗を、1つの鉢に。」正直、鉢は窮屈です。だからこそプレミアム用土を。
なぜならプレミアム用土は、土が硬いので根の分岐が促進。同じスペースでも、より多くの根を出させる効果が期待できます。
狭いスペースを有効に使いたい。そんな理由から、今回の植え替えでは「プレミアム用土」を使用しました。
念のため、奥の手も。

今回、リトルベイビーの植え替えをしたのは4月後半。植え替えの適期。
だから大丈夫だろう・・・と思ったんだけど、念のため。植え替え作業の強い味方、「メネデール」も与えました。
メネデールは、活力剤。とくに、「植え替え作業」に力を発揮し、根や芽がでるのを助けてくれます。
最後の仕上げは、たっぷりたっぷりの水で。

植替え作業の締めとして、メネデールを希釈した水を、たっぷり与えました。
植え替え直後は水を与えると、排水穴から土の微塵が流れでてきます。(この微塵が残ったままだと、排水が悪くなります)
なので微塵が流れ出てこなくなるまで、たっぷり、たっぷり水を与えてください。目安としては、1リットル~2リットルくらいの水が必要です。
「植え替え直後は、水をたっぷり与える」
これは観葉植物の植え替え作業では、とても重要な作業です。
メネデールを与える際は、水をたっぷり与えた後に「最後の締めとして」メネデールを与えるとよいと思います!
ソフォラの増やし方は?挿し木の方法
リトルベイビーは、挿し木で増やします。ただし枝が細く水分量が少ないため、生産者でも挿し木の成功率は高くありません。
育てていると、剪定するシーンが何度も出てきます。挿し木には、その切った枝を使って挑戦してみてください。時期は6月〜7月です。
- 「枝を長さ10センチ程度に切る」
- 「下の3~4節くらいまでの葉を、全て切り落とす」
- 「葉を落とした部分が土に埋まるように挿す」
- 「明るい日陰で、乾燥しないように湿度を保つ」
よくある質問
| Q&A |
|---|
枝を長さ10センチ程度に切り、下の3~4節くらいまでの葉を全て切り落としてから土に埋まるように挿します。明るい日陰で、乾燥しないように湿度を保ちながら増やしていきましょう。ただし、ソフォラは挿し木が難しい植物と言われています。 |
丈夫な植物ですが、「乾燥」には弱いです。水やりで失敗する人が多い気がします。土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えることを意識しましょう。 |
ソフォラ・プロストラータ“リトルベイビー”は、葉がとても小さくメルヘンな雰囲気のある植物です。原産国はニュージーランドで、成長すると8メートルくらいになると言われています。とはいえ日本で地植えされている事例はほとんどなく、鉢植えだと伸びても1メートル程度の高さです。 |
耐寒性は強いです。その土地の気候に慣らせば、氷点下5℃くらいでも耐えます。ただし枝が細いので、雪で折れる可能性があります。なので基本的には、室内植物として楽しまれています。 |
まとめ
リトルベイビーの植え替えは、春の4〜5月に水はけの良い土で行うのが基本です。植え替えのあとは、土の微塵が流れ出なくなるまでたっぷり水を与えましょう。
・鉢は「仕上げたいイメージ」で選ぶ
・土を落とすかどうかはケースバイケース
・室内で育てるなら、排水性の良い土を
・最後は微塵が出なくなるまでたっぷり水やり
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