秒で欲しくなった。
「木」の感じが素敵すぎるシェフレラ

こいつは、ヤバイ・・・
初めてこのシェフレラを見た時に、思わず出た言葉。20年、園芸店に勤めてますが、ここまで「雰囲気のある」シェフレラは見たことない。

大きい鉢のシェフレラなら、幹が木になってるのは珍しくない。簡単に仕入れることができる。 でもこれは、7号サイズ。

鉢の上に森が広がる、世界感たっぷりのシェフレラ。さすが「農家さんのとっておき」。

サイズの割に、高くないですか？

自信満々に仕入れてきたのに、スタッフに笑われました。「これで1万円以上するんですか？」と。
気持ちはわかります。園芸業界は「大きさ」で値段が変わるので。1万円以上だと、人の背丈くらいの観葉植物が想像されます。

でも「価格＝大きさ」というのは、古い考え。 本来、価格は「希少性」や「費やされた時間」などで決まるはずです。

ストーリーがある植物に魅かれる

通常、鉢植えの観葉植物は早くて半年。時間をかけても1年半くらいで農家さんは「製品」に仕上げます。
でも今回のシェフレラは、その3倍以上時間をかけて作られました。盆栽に近い感覚で、じっくり仕上げてあります。

チャームPOINは、幹から出る気根（きこん）。植物は、木の年数が古くならないと気根がでません。森に生える木々と、室内の観葉植物。比べると部屋の植物はどうしても「若い」気がします。渋さが足りない。
対し、今回の株は「木の古さ（ストーリー）」がいい感じで伝わってきます。岩城滉一のような大人の渋さが。少々マニアックかもしれませんが、 わかる人に買ってもらいたい植物です。

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