ちょっと"だらしない"、可愛いおチビちゃん。

ハーブの中でも特に育てやすい、「ローズマリー」。葉をさわれば、メンソールにも似た清涼感ある香りを楽しめます。
今回は、ちょっと欲張りな仕立て。1株だけでも様になる、"スタンド仕立て"のご紹介。
カチッ、カチッと成形された草姿でなく、ちょっとだらしない感じ。幹が曲がってたり、頭の大きさがバラバラだったり。でも逆に、このナチュラルな感じが私は好み♪

「背丈低め」が、チャームポイント

「ローズマリーはハーブなのに、樹なの？」
先日、スタッフに聞かれた質問です。ローズマリーの幹が「樹」みたいに硬くなってると。

葉の部分はやらかいです。ハーブとしても使えます。ただローズマリーは年数が経つと、幹の部分が少しずつ木質化していくんです。こちらはその特性を利用して作られました。 ハサミをチョキチョキ。剪定しながら、マイクみたいな形に。手間も時間もかかっているんですよ！

園芸業界では、このような仕立てのことを「スタンド仕立て」と呼んだりします。
観葉植物のベンジャミンとか、スタンド仕立てになってるものが多いですよね！
で、今回のローズマリーの大きな特徴は「幹が短い」こと。2頭身、または3頭身くらいな感じで作ってあります。
大きいスタンド仕立ての植物より、小さい方が可愛くないですか！

寝癖がピョン。散髪したあと、香りをかぐと癒される♪

育てていると、葉が寝癖のようにピョンピョンと伸びてきます。そうなれば、時々ハサミでカットしてあげて。

カットした枝は料理に使ってもいいですし、ドライにしても。小瓶にちょこんと挿しても可愛いですよ～♪

屋外の植物をいろいろ集めるなら。葉の形や、色が個性に富んでた方が並べてて楽しくなります♪
ローズマリーは他の植物くらべグリーンが濃いし、スタンド仕立ては姿も面白い。他の植物とのコントラストが可愛いですよ！