
古永店長からのワンポイントアドバイス
植物育成ライトのお勧めは?
植物育成ライト選びで大切なのは「どんな植物に、どんな環境で使うか」。観葉植物・多肉植物を中心に、補光の考え方や光量の目安、失敗しない選び方をやさしく解説します。太陽の代わりだけではなく、植物をよりオシャレに魅せるインテリアとして取り入れてはいかがでしょうか?目的に合ったライト選びのコツをお伝えします。
植物育成LEDライトの性能と、誤解

庭やベランダがない家でも、植物育成ライトを使えば、花や野菜を育てることができる!
こういったフレーズを見かけることがあります。
確かに植物育成ライトの研究は進んでいて、ビルの中でも野菜やイチゴが栽培されてます。ですが家庭モデルの植物ライトでは、そう簡単にはいきません。かけてるコストが全然違います。
屋外で楽しむのが当たり前の植物(野菜、花、植木など)を、ずっと部屋の中で育てるのはハードルがかなり高いです。
【整理したい2つのポイント】
- どんな植物を育てたいのか?
- どこの部屋で使うのか?
補光(足りない光を補う)

植物育成ライトは、「太陽の代わり」にはなれません。けれど、太陽の光があまり当たらない環境などで活躍してくれます。「光のお助けマン」です。
植物により異なる、最低限の光
「植物が求める明るさ」の研究は進んでます。
下記は、植物を育てるには最低限どれくらいの明るさが(LUX)が必要か?を表にしたもの。表記の明るさを1日10時間以上当てないと、少しずつ弱っていく可能性があります。
(引用:農林水産省令和3年度ジャパンフラワー強化プロジェクト推進事業関連)
| 最低照度 500 lux |
最低照度 1000 lux |
最低照度 2000 lux |
最低照度 3000 lux |
| アグラオネマ | アザレア | アジサイ | エアプランツ |
| サンスベリア | インドゴムの木 | ガジュマル | ストレリチア |
| スパティーフィラム | エバーフレッシュ | コーヒーの木 | アロエ |
| セントポーリア | 観音竹 | ウンベラータ | ワイヤープランツ |
| 幸福の木 | ベンジャミン | シクラメン | クリスマスローズ |
| ポトス | ホンコンカポック | 胡蝶蘭 | シマトネリコ |
| モンステラ | 千両 | パキラ | コニファー |
育てている植物、置いてる場所。
「光が足りてないかも」「暗いかも」と思えば、植物ライトで補光してあげてください。目安としては、明るいオフィスだと500~1000LUXくらい。一般のご家庭だともう少し暗くて300~500LUXくらいの明るさが標準的と言われてます。
あなたの植物、求める光を10時間以上照射できてますか?
お勧めの植物育成ライトはどれ?
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| 商品名 | プランツネクスライト 10W |
アマテラス NEO AMATERAS20W |
お手軽 植物ライト |
| 価格 | 8,800円 | 13,600円 | 2,980円~ |
| PPFD | 275 | 406 | 記載無し |
| 電気代 | 月100円程度 (1日8時間) |
月200円程度 (1日8時間) |
スペックから 計算は可能 |
| 寿命 | 約10年 (30,000時間/1日8時間) |
約10年 (30,000時間/1日8時間) |
記載無し |
「結局、どの植物ライトがおすすめなの?」
ということですが、前記してきたように「育ててる植物と、育ててる場所」でおすすめは決まります。楽天やAmazonでよく見かける、3つのライトを基準に解説しますね!
観葉植物はプランツネクスライトがお勧め

結論からいきます!
「観葉植物や多肉植物全般に使いたいなら、プランツネクスライトがおすすめ」です!
前記したように、室内で野菜や薔薇を育てるのに「おすすめ」と言える家庭用植物ライトは現時点ではありません。植物ライトは観葉植物や、多肉植物に使われるのが一般的です。(※多肉は基本、屋外推奨。ただ冬季、耐寒性の都合から室内栽培を行う時には植物ライトが有効)

プランツネクスライトをお勧めする理由

植物ライトの甲乙は「PPFD」「電気代」「安全認証」など、スペックでジャッジされることが多いです。スペック面ではプランツネクスライトと、アマテラスという商品が群を抜いてると思います。
ただ、性能表では表現しづらい項目があります。
「太陽光に近いライト」がいいライト?

植物育成ライトのことを調べると、「フルスペクトルLEDライトがいい」という記事と遭遇します。フルスペクトルLEDライト、簡単に言えば「太陽のように色々な光が混じった白い光のライト」のこと。プランツネクスライトもLEDで、光は白っぽい。ただ、フルスペクトルライトではありません。
プランツネクスライトを設計したのは、「光のプロ」である豊川温室。なぜフルスペクトルにしないのか?と質問しました。
太陽の光が全ての植物にとってベストかというと、そうとも言い切れない。プランツネクスライトは、太陽の光を「観葉植物向けに味付けしてる」
なるほど~と思いました。
一言に「植物」といっても「日向で育つ植物」「日陰で育つ植物」「湿地帯に育つ植物」など様々。自分にあった光の場所で生えるのが植物です。
それに習い、植物ライトも「波長」や「光色」など、植物ごとに味付けした方が生育がよくなるのに決まってます。
今回のプランツネクスライトは、数千鉢の観葉植物を保有する高島植物園に豊川温室が潜入、「観葉植物が好む光」をとことん調べて設計されたライトなのです。
塊根植物など、強い光を求めるものには

プランツネクスライトが「観葉植物全般」に対し、アガベやパキポディウムグラキリスといった特に強い光を好む植物には「アマテラス」が支持率高いです。プランツネクスライトよりパワフルで、1点集中で光を投下したい場合にお勧めです。
植物ライトで、おしゃれに飾る
育成ライトの魅力はお伝え出来ました。でも、せっかくのグリーンはお洒落に飾ってあげないと意味が無いですよね。
そんな時には、『専用スタンド』や『専用ソケット』がオススメ。育成ライトを「ツール」から「インテリア」に昇華してくれます。
飾り方パターン①:ライトスタンド(高め)

上の画像は、高さのあるタイプのライトスタンド。
間接照明として、インテリアとして違和感が無いですよね。背の高い植物、特にリビングのシンボルツリーにオススメです。
【画像で使用】おすすめのライトスタンド(高さ~184cm)>>
飾り方パターン②:ライトスタンド(低め)

上の画像は、背の低いタイプのライトスタンド。
お洒落な部屋、お洒落なグリーンにするためには“光の上手な使い方”が必須。
植物に光を与えるというのも大事な役割ですが、植物の美しさを引き出すのも育成ライトの大事な役割です。
広範囲は照らさない。こうして飾ると、まるで『美術館の展示品』みたいじゃないですか?
飾り方パターン③:専用ソケット

上の画像は、育成ライト専用ソケット
植物を飾っている場所によっては、スタンドを置くのが難しいこともあると思います。そんな時には、クリップタイプの専用ソケットがオススメです。
ここで注意。なぜ、”専用”ソケットなのか。
実は、育成ライトの大半は通常の照明よりもかなり重たくなっています。技術が詰め込まれているがゆえ、です。
そのため、市販のクリップタイプのソケットだと重さに耐えれないことがあります。専用ソケットは、その重さに耐えるために強く設計されているのです。
【3色あります】育成ライト専用ソケット(クリップタイプ)>>

いかがでしたでしょうか。
植物ライトは、ビカクシダなど「マニアが高価な植物に使う」イメージがあります。ただ本来は、敷居が高いものではありません。初心者さんにこそ、使って欲しいです。
ライトを使うと、土の乾きが早くなったり、新芽の出るスピードが上がったり。
あきらかに「変化」を感じることができると思います。
「育てるのが苦手」 「もっと元気に育てたい」 「おしゃれに飾りたい」
そんな皆さんに、 ”育成ライト” 超おススメです!!
この記事を書いた人
古永 崇 | e-花屋さん店長
園芸店に勤めて20年。e-花屋さんの立上げて15年となります。
消費者視点を忘れずに、疑問に思うことなどを掘り下げ研究中です!「初心者を中級者に引き上げる」のがe-花屋さんのミッションです!
| Q&A |
|---|
植物用LEDライトは、植物が成長するのに必要な特定の光を出します。普通のLEDライトは、家の中を明るくするための光を出します。 |
いいえ、植物にも「睡眠」が必要です。 |
ライトの強さや植物の種類によりますが、30cm以上離すのが無難です。 |















植物LEDライトと、普通のLEDライトの違いは?