ガジュマルの寄せ植え

「ガジュマル、寄せ植えしてもいいですか?」
こんな質問を頂きます。結論、問題ありません。ただガジュマルと言っても、色々な仕立てがあります。おしゃれに植えるコツ、詳しく解説していきますね!

ガジュマル 寄せ植えの魅力とは?

ガジュマルは種類や仕立てが豊富
ガジュマルは種類や仕立てが豊富

度々届く、ガジュマルの寄せ植えについての質問。
なんでこんな質問が多いのかな・・・と調べたら、こういった記事が出てきました。なるほど。

ガジュマルと一緒に他の植物を寄せ植えすると、 気根を伸ばして絡めてしまい、周りの植物を枯らしてしまう ことから、「絞め殺しの木」と言われることもあります。 寄せ植えに用いずに、それだけを育てるようにしましょう。

ご安心ください。これは誤解です!
地植えなならともかく、鉢植えでそんなに旺盛に育つことはありません。「寄せ植えしたい」と思うなら、どうぞ楽しんでください♪
ただ「ガジュマル」と言っても、色々な種類があります。そして、ビジュアル的な視点でいうと「寄せ植えしやすい」植物とは言いづらいかとは思います。

でもせっかくなので、ガジュマルの寄せ植えについて。もう少し掘り下げていきます。

沖縄の人気観葉植物であるガジュマルの魅力とは?

力強い大木には、心をひかれる
力強い大木には、心をひかれる

ガジュマルは「妖精が宿る木」「多幸の樹」とも呼ばれる、人気の観葉植物。特に沖縄で自生するガジュマルを見られた方は、ガジュマルへの憧れが強くなっているのではないでしょうか?

今回は、「ガジュマル同士の寄せ植え」をご紹介。
鉢に2株のガジュマルを寄せ植えすることで、表面積を増やすと言いますか、「大木」のような魅力が強調される仕上がりを目指しますね!

ガジュマルの寄せ植え、基本的な作り方

形が面白い「人参ガジュマル」
形が面白い「人参ガジュマル」

寄せ植えに向く、苗の選び方

今回は、「大木みたいな寄せ植えを作りたい」と思います!
人参ガジュマルなら1鉢でも幹は太めですが、沖縄ガジュマルの特徴「鬱蒼と生える気根」をイメージして、形が面白いガジュマルを2株選んでください。
また、大きいと寄せ植えしづらいので、4号以下のガジュマルが良いと思います。

気根はガジュマルの魅力の一つ
気根はガジュマルの魅力の一つ

ガジュマルの寄せ植え方法。注意すべき点

ガジュマルをギュッと寄せ植えしたいなら、「根鉢の土は、なるべく落とす」必要があります。なので、寒い季節は寄せ植えできません。作業の適期は5月後半~7月となります。
植え替えの際は、根を傷めないようにそっと土を落としてください。

植え替えの際は、土を崩す
植え替えの際は、土を崩す

ガジュマル同士を2株寄せ植え
ガジュマル同士を2株寄せ植え

土を落とせば、ガジュマルの向きを考え、寄り添わすように植える素敵に見えます!

鉢は、タイトな感じの方がおしゃれに見えますよ♪盆栽みたいなイメージです。
室内だと成長がゆっくりなので、小さい鉢でも数年は大丈夫なのです。

ガジュマルの寄せ植えにお勧めの土>>

背が低い鉢に、盆栽風に仕立てたガジュマルの寄せ植え
背が低い鉢に、盆栽風に仕立てたガジュマルの寄せ植え

浅い鉢が似合うと思いますが、もう少し背が高い鉢で高さを出してもいいと思います。
ただガジュマルのような背が低い植物は、鉢の背丈もそこそこに抑えた方がバランスは良いと思います!

人気!盆栽風の陶器鉢>>

高さを出すために深めの鉢に寄せ植えした例
高さを出すために深めの鉢に寄せ植えした例

ガジュマルの寄せ植え。育て方とお手入れ方法

ガジュマルの成長の姿
ガジュマルの成長の姿

「どうすれば幹が太くなりますか?」
ガジュマルについて、こういった質問も多いです。鉢植えの場合は正直、幹をいっきに太らすのは無理です。なので「太い幹」を表現したいなら、寄せ植えがおすすめです。

ただ・・・・。ガジュマルに限らず、他の植物にも言える注意点。
「小さい鉢に数株植えると鉢のなかで生存競争が起きて、片方の株が枯れるケース」が時々あります。鉢内で水が頻繁に不足したりすると、「生き延びなくては」と強い株の方が水を吸収するため弱い株が枯れてしまう・・・。これは森など、自然界でも起こる現象です。
なので寄せ植えの管理のコツとしては、「水切れに注意する」というのも一つのポイントになるかと思います。

いかがでしたでしょうか。
ガジュマルは年に何度か入荷してきます。気になる方は、ページ内の「再入荷メール」ボタンをチェックしてください!入荷したら、ご連絡させて頂きます!

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はっぱ

この記事を書いた人
松川 大祐 | e-花屋さんスタッフ

e-花屋さんに勤めて5年、日々植物に詳しくなるため勉強中です。
「初心者を中級者に引き上げる」のがe-花屋さんのミッションです!
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店長古永

この記事を監修した人
古永 崇 | e-花屋さん店長

園芸店に勤めて20年。e-花屋さんの立上げて15年となります。
消費者視点を忘れずに、疑問に思うことなどを掘り下げ研究中です!「初心者を中級者に引き上げる」のがe-花屋さんのミッションです!
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Q&A
A

ガジュマル同士で寄せ植えすると、ビジュアルが良くなることがあります。ただ他の植物と一緒に寄せ植えしようと思うと、大きさのバランスなどを加味しなければなりません。

屋外の植物の場合、「寄せ植え」という手法は良く使います。サラダのように、イロドリが増すからです。
ただ室内の観葉植物の場合は「寄せ植え」はあまり作りません。屋外鉢植えのような華やかさがでづらく、メリットがあまりないからです。

A

ガジュマルが好む環境(日当たりが良くて風通しが良い場所)で育てるが1番です。環境が良い場所なら、肥料も安心して与えることができます。

A

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