花屋を初めて15年。
まさか、ポインセチアを売ることになるとは

ブッチャケます！「花屋の店長」という立場上、大きな声で言うのはまずいですが・・・
私はポインセチアが嫌い。だからe-花屋さんでは、ずっと販売を避けてきました。

が・・・、名人と出会い、このポインセチアならば・・・と。

「クリスマスで終わり」が好きになれなくて。

e-花屋さんを始める前、私は店頭で花を売ってきました。
どこの花屋もそうですが、11月になると店の中はクリスマスモードに。

ただ正直・・・。
店頭に並んでるポインセチア。12月になると殆どの株が、品質が落ち出します。
「ポインセチアはクリスマスまで持てばいい」と教えられましたが、それだと買う意味あるの？と花屋ながらに思っていたんです。

「昨年のポインセチア、今年も色づいてきまたー」

「ポインセチアは売らない」私の気持ちを動かしたのは、偶然目にしたSNSの投稿。
えっ？昨年のポインセチアにしては、すこぶる元気が良さそうじゃん！と。

それからポインセチアに興味が沸きだし、この投稿で掲載されたポインセチアを特定。 それは「ポインセチアの名人」と呼ばれる人が作ったものでした。

ポインセチア"イタリアンレッド"のスタンド仕立て。

疑い深い私は、売るのを1年我慢。自分で育ててみて、「クリスマスで終わりじゃない」ことを確認したいと思いました。

そして、せっかくならと他の産地からもポインセチアを色々お取り寄せ。綺麗な品種がたくさんありますよね。
ですが育ててみた結果、「丈夫さ」という面では名人のポインセチアが1番優れてた気がします。

クリスマスまでも、クリスマスの後も。
「変化」が植物の楽しいところ。

上の写真が育てた経過写真。
他の ポインセチアはもっと早く駄目になったけど、名人のポインは4月でも写真の状態！
そこから思い切ってカット！外に出しておいたら、モリモリ葉が生えてきました。成長がわかると、日々の水やりも楽しくなりますよ！

失敗しても、リセットできる。

上の写真は水のタイミングを失敗してしまい、傷んでしまったケース。ポインセチアではよくあること。
でも安心を！短くかりこんだら、見事に復活しました！名人の株は強いんです！

春から外に出しっぱなしの株、ずっと部屋で育てた株。お陰様でどれも順調、これから葉が赤くなるのが楽しみです。

ポインセチアはクリスマスで終わりでない。春まで、そして翌年も楽しめる！