ヤブランの最新品種。これ、いいね！

"ヤブラン"という植物はご存じでしょうか？日向でも、日陰でも育つ丈夫な植物。秋には花も楽しめます。
そんな優秀な植物も、これまで日本では「脇役」的な存在でした。ただ今回ご紹介するピュアブロンドは、2014年に海外で発表された新品種。「地味」というヤブランのイメージ、ぶっ壊します！

植物が好きな人なら、きっと欲しくなる

ピュアブロンドのこと、少し詳しく書きますね。
もう一度、整理します。ピュアブロンドとはヤブランの新品種。「リリオぺ」と学名で呼ばれることもありますが、ヤブランと書いた方が解りやすいですよね。

いちばんの特徴は、芽吹きが白く美しいこと。従来種でも芽吹きが白い品種はありましたが、ピュアブロンドは特に美しい。

白い葉は、1年中白い訳ではありません。時間が経つにつれ、写真のように徐々に緑に変わります。
ただ「白い期間」がとても長いのと、従来種のような「普通のみどり」ではなく、白味がかかった白緑色に。これはこれで素敵な色です。

また、上の写真は3年後の姿。大きな鉢で育てれば成長も早く、増える楽しみも。
新芽が綺麗、色の変化も面白い。花も咲いて、増える楽しみも・・・。
どうです、植物ファンならほっとけないでしょ(笑)

「日があまり当たらない場所」実はそんな場所こそ、この子にとってはいい場所。 日陰の方が、葉の白さを長期間維持できるんです。

「日当たり良好の場所」って、限りがありますよね。普段は植物を置きにくい・・・、そんな場所でも楽しめるのもヤブランの魅力なんです。

モダンな植物には、モダンな鉢を。

本来は、路地植えOK。暑さも寒さもへっちゃらなピュアブロンド。
でも、脇役にするのはもったいないからモダンな鉢で。

「ルーツポーチ」と呼ばれる、布のプランター。今、最も人気があるプランターです。
何色にしようか・・・、迷っちゃいますね（笑）

試しに、おひとつどうですか？
冬にバッサリ剪定し、白い葉だけを楽しむ・・・なんて楽しみ方も♪♪