この色、可愛い。
めずらしい「斑入り」！ セダム・タイトゴメ

多肉植物の中でも特に丈夫なグループが「セダム」属。
そのなかで、今回は珍しい品種を入手できました。タイトゴメの「斑入り」品種です。

小さな新芽にくっきりと入る、黄色の斑模様。
濃いみどりの葉が、ワンポイントの黄色を美しく引き立てます。

伸びすぎた葉はハサミでカット。
挿し木もしやすく、寄せ植えにも重宝☆

鉢植えしたセダム、2～3週間もすればモカモカと伸びてきます。そしたらハサミでカット。挿し木用に葉を回収してください。

多肉植物には「赤」「緑」といったカラフルな品種が存在します。その中で今回の斑入りタイトゴメのような「黄色」は貴重な存在。
それぞれの多肉から少しずつ枝を拝借、寄せ植えを作ってみるのも楽しいですよ！是非、挑戦してみてくださいね♪

太陽を浴びた表情、とっても可愛いですよ！

ちょっと、うんちく。斑入りの表情

斑入りの植物を販売すると、稀に「写真と斑がちがう」と言われるケースがあります。
ですのでe-花屋さんでは、なるべく毎年写真を入れ替えるようにしてます。何故なら、季節によって斑の入り方が違うからです。植物が異なる訳ではありません。

たとえば斑入りのタイトゴメ。夏になると、斑の部分は緑色に戻ってしまいます。
（有名な植物で言えば、ヘデラの「白雪姫」も同様ですね。白い斑が緑色になります。）

けれど気温が下がり、日が短くなってくると、少しずつ斑の色が鮮明になってきます。
なので秋の販売苗は、頭の方が黄色いだけ。緑の葉と、葉先の黄色のコントラストが特に綺麗な季節です。

春先に販売する部分は、もう少し斑が進み、株全体の中での黄色のバランスが多くなっています。爽やかな印象で、こちらも綺麗。

多肉植物って、季節によって表情を変える。その様も楽しんでくださいね！