これ、お勧めです！
やっと入荷！シンニンギア・ハイブリッド

私はこれまで職業柄、色々な植物を育ててきました。
そんな中、「これは面白い！」「また欲しい！」と強く印象に残ってるのがシンニンギア。

ただ、「欲しい！」と思っても中々出会えない希少な植物。探して、探して･･･、数年ぶりにやっと仕入れる事ができたんです！（←テンション上がってます）

オレンジの花。モフッとした可愛い葉。でも1番は塊根！

根の部分が肥大した面白い多肉植物。これらは「塊根植物（コーデックス）」と呼ばれ、特集誌が出るほど注目を集めています。

そんななか、このシンニンギアは「塊根」以外も楽しみどころは満載。
産毛に覆われた可愛らしい葉は、1年を通して楽しめます。またランプのような花が毎年咲き、春の訪れを感じさせてくれます。

ドドドーン！これがこの子の最大の魅力♪

写真は7～8年後の姿。塊根が「岩」みたい（笑）に大きくなってます。

シンニンギアは「葉」や「花」が注目されがちですが、やっぱり塊根。
「こいつの塊根は太りやすいんだよ！」と農家さんは目を輝かせながら、自慢の子供たちを見せてくれました。

「でも、難しいんじゃないの？」

そんな声が聴こえそうですね。
塊根植物には興味があるけど、値段は高いし、日本の気候で育てられるか心配･･･という人も多いはず。
でも安心してください！丈夫です！一般家庭でも育てることができます！
だから「立派な完成品」を手に入れる必要がなく、低価格の小さな苗から始めることができるんです。むしろその方が、楽しみが湧きます。

そもそも多肉植物ですので、水やりは楽チン。さらに気になる冬も6～7℃くらいあれば、十分に越冬できます。夏の暑さも、他の多肉植物と比べると耐える方です。

「適度にホッタラカシ」というのが育て方のコツ。休日だけ見てやる･･･そんな感じでもOKですよ♪
そして愛情を込めれば（水や肥料をしっかりやれば）、それに応えて生長も早くなります。塊根が大きくなれば葉の数が増え、花の期間もだんだん長くなっていきます♪

何年も付き合える。そして、大きくなるけど「邪魔になるような伸び方をしない」というのが、この子の大きな魅力。

ベランダや庭の片隅で楽しめる趣味の逸品。ちょっと初めてみませんか？

えっ？種で殖える可能性も♪？

「ちょっと、下を見てみてよ！」農家さんに言われ、シンニンギアが置いてあるベンチの下を覗き込むと、雑草みたいな草が。
農家さんはその小さな雑草を一つつまみ、「ほら！」と見せてくれました。

なんと、花から種がこぼれ、その下に小さなシンニンギアが群がっていたのです。既に球根（塊根）も出来ています。

「えっ！ということは庭で育ててたら、種がこぼれて芽がでますか？」

と質問したら「大きく育ってくれば花の数も増えるので、可能性は十分にあるよ」と農家さんは笑顔で答えてくれました。
咲く、太る、殖える。どこまで叶うか解りませんが、シンニンギアは夢があると思いませんか！

交配させることで、植物は進化する。

因みに･･･、このページで紹介しているシンニンギアは「ハイブリッド」。
葉が白い毛で覆われた「シンニンギア・レウコトリカ（通称：断崖の女王）」と、赤い花を沢山付ける「シンニンギア・カーディナリス」を交配させたものです。
「いい植物」と「いい植物」を交配させることで、植物はより美しくなったり、丈夫になったりします。そしてそういった植物のことを園芸業界では「ハイブリッド」と呼んだりします。

カーディナリスの葉は「みどり色」。ですが断崖の女王との交配により、葉には白い産毛が出るように。
農家さん曰く、「もともと丈夫だけど、交配させることでより丈夫になった」言っておられました。

上の写真は今回お届けする「3号苗」のものから1年育てた、4号サイズのもの。
順調に育てば、1年ごとに塊根は大きくなり、葉と花の数は増えていきます。楽しみですよね！

シンニンギア。挑戦してみませんか？数量限定ですよ！！